家族との関係。日々気を付けていること。変わってきたこと。
実家に帰り、家族とのことについて感じたことを、まとめてみたいと思います。
自分が変わったなと思うこと、家族のメンバー(親)が変わったなと思うこと。
【自分の変化】
①考えを以前よりはっきりと伝えられるようになった。
考えや意見を言う長めの話だったり、
「お風呂先に入りました」「おはよう」といった短い言葉まで。
以前は怖がっていたり、話せなかったことが、
前より話せるようになった。
「普通そうでしょう」と威圧的な話し方、
「なんで分かってくれないの」と被害者的な言い方、
「ちょっと!~~でしょ。」というこちらが正しいという言い方、
「--だってば。」「--だって言ってるじゃん。」などの一回言ったら分かってよという言い方、
そういった言い方や話し方を改め、
落ち着いた言い方で。
感情的にならずに。(感情的になってしまった時もなるべく抑える)
また、
思った時にすぐ言うのでなく、落ち着いて話ができるタイミングを見計らったり
(例:朝の出勤前の忙しい時間を避ける、テレビがついていて集中出来なさそうなときは、まず声を掛けたりとか。)
ちょっと家族の批判に合いそうだなと思うことや
分かってもらいにくそうだなと思うこと、
または自分が正直に話すのは勇気がいることなら、
「ちょっと話をしてもいいですか。」と改まってから始めたり。(大体そうだな。)
相手が茶化してくるような雰囲気の場合は、
制するように、諫めるようにきっぱりと。
(こちらが真面目にハッキリとした態度を取れるようになってくれば、そういう感じはないように思う。)
こんな感じで、何年もかけて、少しずつ話せる度合いが上がってきたと思います。
②相手に共感をできるようになった。
これは浅漬けのような上辺の技術かもしれないが、今のところ。
「うんうん、」「あーそうか。」など、聞く反応をできるようになった。
※心の中の怒りや恨みの気持ちが強い時は、できませんでした。
「あんたの話なんか聞いてられるか」「興味ない」という心理。
いや、浅漬けよりは漬かっているかな。(笑)
「その人にはその人の体験や思ったことがある」と受け止められるようになった、
くらいの感じ。
【家族の変わったこと】
①「ありがたいなぁ。」「ありがたいよなぁ。」と言うのをここ最近聞くようになりました。
以前は、たぶん10年くらい前も、その言葉を聞いたことがありませんでした。
心に余裕ができてきた部分もあるのかな。
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この変化を起こすまで、何をしてきたのか、
どういうことがポイントなのかと言いますと、
私自身が自立する。精神的な自立。
自分の意見は、自分の意見として責任を負う。
「周りの人はそうでしょ。」「正しくはそうでしょ。」という一般論や誰かが言っていたことに頼るのでなく、
「私はこう思う。」「私はこう感じる。」と一人称で言葉にすること。
また、
私とあの人とあの人と、それぞれを分ける。
私は私の感じること、考え。
母は母の感じること、考え。
父は父の感じること、考え。
それぞれある、ということを認識している。
自分が自分の一番の理解者であること。
自分の考え、概念などを知り、どう伝えたらいいか考える。
・・・
最後に、
家族は、ひと家族ひと家族、違うと思います。
以前は、「あのうちはこうなのに。」「あの夫婦は雰囲気がいいな~。」
と他の人の家やどこか雑誌や本に載る家族の様子を見て、
こうなるにはどうしたら、と考えていたと思います。
でも、「私には私の幸せがある」のと同じように、
「うちの家族にはうちの家族なりの成長がある」
のだと思うようになりました。
家族というものが、薄っぺらいただの形、
一緒に飯を食わしてくれる場所、
一緒に車に乗りどこかへ行く人たち、
(なんでこの人たちなんだろう?と)
と感じていたところから、
いまは、自分から創っていくもの、という感覚になり始めています。
「あ、ここのうちはいいな。」と私が思ったところで、
そのうちにはそのうちの色々があるのだと思います。
人と比べるのではなく、自分が、自分の家族として、以前より成長していく、
それでよいのだと思います。
今日はそんな感じです。