楽しみながら生きる、って?
先日の記事では、
・悩みや問題で頭がいっぱい
・どうしたらいいか訳わからない
・ネガティブな気持ちばかり出てくる
という状態の時に、どうしたか。
→「考えることを中断してスッキリすることをした」という対処の話を書きました。
今回は、そもそもなぜそんなに追いつめられる状態になったかということについて、思い当たったことがあったので書きます。
上記の困窮した状況を少し離れたところから(時間を置いて)客観視してみると、
・1つのことだけを考えている。
・それだけで成果を出そう出そうとしている。
という状態でした。
ブログ書かなきゃ、仕事見つけなきゃ、住む場所決めなきゃ。。
このような生き方って、思えばずっとしてきました。
受験生の時は遊んではいけない。
仕事中にリラックスしてはいけない。
手に職つけなきゃいけないから資格取らなきゃ。
・・・
根底にあったのは、【人に認められるもので「私は〇〇」というものがないとまずい】という思いです。
例えば、「私は教員やってます。」「ヨガを教えています。」「ゲストハウス運営してます。」「インターネットで商売してます」など。
そう言えるようになるため、がんばっていた。
【人に認められる〇〇というものがなければ私は価値がない】と思っていたんですね。
人に認められるものがないと自分は価値がない
↓
それがない今の自分は‥まずい!
↓
とにかく急いでそこを何とかしなくちゃ
↓
それだけに集中
↓
苦しい、行き詰まる
という訳です。(だからと言って、仕事やメインでする活動がなくていいということにはなりませんが。食べていく必要もあるだろうし、活動して社会で生きることは自分の生きがいや喜びにもなります。)
自分の価値=している仕事や活動
これだと、苦しい。
そこで、 根底にある考えをガラリと変えて、選び方や行動のし方を変えていきます。
まず、【自分は生きているだけで価値がある】ということ。
【生きているだけで喜ばれる存在である】【自分ですべて選ぶことができる】【自分なりの幸せを作ることができる】【自分のことを自分で認める】
こういう考えからスタートする。
次に、【今の自分に有るもので人の役に立つことがある】
【自分ができて、できない人の代わりにやって喜ばれることがある】
【自分が楽しめること、ワクワクすることをして生きていい】
それって何だろうか?考えてみる。具体的に書き出してみる。
例えば、運転できる、部屋がいつもきれい、食事を作れる、旅行の手配ができる、小物を手作りする、掃除が好き、シンプルでおしゃれなファッション、書くのが得意、など
そして、そこを楽しんだり、深めたりしていく。
例えば、食事を作るのがどうやったらもっと楽しく、家族にも喜んでもらえるようになるかな?→食材選びを楽しむ、食卓への並べ方を工夫する
小物をただ作るだけでなく他で活かせないか?→部屋の飾りとしてコーディネートする
など、日常の小さなことで、喜びや楽しめることを増やしていきます。
ジャンルが様々で、「仕事」だけでなく、「家(建物)」のこと、「家族関係」「趣味」「余暇」「友人関係」など色々な要素があり、すべてのことが大切な自分の人生を構成する一部で、その各分野で楽しみや喜びを深めることができるのです。
こんな風に人生は楽しめるのだ、と発見したのでした。
楽しむ、ということについて、昔からあまり積極的にしてきませんでした。
楽しもうとしたとき、息抜きとなる行為をしたとき、「悪いことをしている」と思ったり、罪悪感がありました。
テレビでインタビューされて仕事を「楽しみながらやっています。」と言う人がいますがピンとこなくてよく分かりませんでした。
でも、こう考えると、楽しむって全然違いますね。
今まずは自分の生活を構成する要素(好きなもの、できること)を書き出してそれをどう楽しめるか、イメージを膨らませています。