悩んでしまう時の対処法
あれこれ悩んで困ってしまう。
人生で立ち止まってしまう(ように感じる)。
そんなとき、
どうしてそうなっているのか、そしてどうしたらよいのか、
ということを自分の経験から書いてみたいと思います。
・・ちなみに、これは日常の家事とか身の周りのことはできるくらいの状態で悩んでいる時のお話です。もっときつい状態、たとえば朝目が覚めて、布団の中でまったく身動きできないくらいというような状態の時は、別の方法を提案します。
悩んでいる状態の時を俯瞰してみると、こんなことが見えてくる。
1.暇である。
2.自分のことで頭がいっぱいである。
3.何かを強く思い込んでいる。
4.体を動かしていない。
5.悲観的に考える癖がある。
6.他人を気にしている。
7.(そもそも)何かが大きく間違っている。
☆自分自身、ここまで離れて見れるようになったのは、最近です。
今より楽になりたいとか穏やかな気持ちになりたいとか、そういう思いがあるから悩むのだと思う。こんな困った状態だからと、自分を責めることはないと思います。
さて、何でこうなっちゃうの?というところ、7個を挙げてみました。
続いて、それぞれもうちょっと詳しい説明と、
そしてどうしたらよいかという対処法を書いていきます。
0.瞑想、浄化
まず、1の前に、こちらを挙げておきたいと思います。
ぐちゃぐちゃっとした状態から客観的に見れる状態にしたいところ。
ゆったり座り、丹田を意識して呼吸に集中する。ざわざわしたものを落ち着けていく。
また、人生の舵を自分が握っていることをきっぱり認識し邪魔なものを排除する意識を持つとよい。
1.暇である
仕事とかやらねばならないことが無く追われていないので時間があって悩んでしまう。例えばずっと仕事をしてきて定年になり、時間が出来た方とか、私のように仕事を辞め次までの空き時間がある人とか。日常的に行っていた習い事や家族の世話などタスクが無くなった人とか。
対処:するべきことが有る状態に持っていくよう行動を起こす。たとえば、仕事を持つ。地域での役割を持つ。
2.自分のことで頭がいっぱい
これは、ちょっと難しいかもしれないけれど、自分のことばかり考えてしまっている状態なのを気づこうということ。眉間にしわが寄ったり話し方が荒くなり、周りに緊張の空気を与えてしまうこととか。
対処:他者のことを考える、周りに与える。笑顔を作るようにするとか、人に対してのみでなく置いている植物の世話をしてやるとか、小さなことからでもいいと思う。
3.何かを強く思い込んでいる
「~~せねばならない」「~~でなければならない」という固定概念や思い込みが苦しさを生むことがあります。私たちは常に何か思い込んで生きているわけですが、特定のものだけに囚われ、そうしかできないとなると、きついかもしれません。
対処:これは練習が必要ですが、思い込んでいることに気づき、それを手放す。例えば、「朝起きて、着替えてからでないと寝室を出ちゃいけない」と思いこんでいて、着替えられるまで動き出せない。着替えが中々すぐできないので、全部進まない。といった場合、「着替えてないけど、台所の片付けをしちゃおう。」と着替えないまま動き出すことにOKを出す。動き出せばその後も動けちゃう、ということが起きたりします。
小さいころに親に言われたこと、学校で習ったことなどが染みついている場合もありますが、私たちは大人になり自由に選択し動くことができるのです。
4.体を動かしていない
悩んでいる状態は、心が重く動きが停滞している状態とも言えます。
対処:体を動かす。私は雑巾がけをしたり、林を散歩したりということをしますが、ヨガやダンスや太極拳やランニングとか筋トレとか、状態、状況に応じて自分に合ったやり方でいろいろ方法があると思います。
5.悲観的に考える癖がある
悩んで落ち込む状態を作るのが癖、習慣になっているということ。物事を肯定的であったり建設的に捉えるより、否定的に悲観的に捉える方が多い状態。「でも、--でしょ。」、「どうせ私は、・・」とか、卑下する言葉を使ったり、被害者っぽい言い方をしたり。
対処:人間には悲観的に考える時も必要だと思う。なんでも楽観的に考えることはないと思う。でも、物事を肯定的に捉えることは必要だ。そして癖は変えられる。意志が大事。物事を肯定的に明るい方へ持っていこうと意志を持って行うこと。また言葉も大事、明るく丁寧な言葉を使うようにする。「そうだよね。」(共感)「すごくいいと思うよ。」(肯定、ポジティブ)「~してみたらどうかな。」(丁寧な言葉、尊重する言い方)とか。
6.他人を気にしている
他人の動きや発言、会話の中で交わされたことが頭をちらつき、自分より進んでいる人を見て比べたり、他者のしていることに気を取られている。
対処:他者と比べ落ち込んだり優越を感じることは必要ないし、他者の課題はその人のものなので自分が負うことはない。自分は自分、きっぱり線引きする。そのように意識を持つこと、そしてそのように言葉も発していくと良いと思います。例えば、「〇〇さんはあのようにやっておられるが、私はこのようにやる。」とか、「●●さんは~~で苦労されているようだ。自分にできることはないが良くなるよう願っている。」とか。
7.(そもそも)何かが大きく間違っている
全体的なこととして、大きくボタンを掛け違っているような、場違いのところに居るようなこと。悩みの根底にあること。
対処:根本的に、自分が居る場所は自分に合っているのか、自分が向かっている方向は行きたい方向なのか、見直して、改める。
私の場合は、都会で華やかに暮らすこと、特別であること、すごいこと、どんどん稼ぐこと、などに価値を置いていたのが、勘違いでした。そこに囚われはまっていたのですが、その状態を、住む場所を田舎に移し、自然に囲まれ、より小さく暮らす、という方へ転換させ状況は改善しました。
以上、悩みの対処について挙げさせていただきました。
私の経験が、ご縁あるところでお役に立てばうれしいです。