「役立たずでごめんなさい」って思ってしまうこと
役に立てない自分は悪い人間だ。価値がない。
こんな自分でごめんなさい。
こんな風に思ってしまうとき、つらいですね。
過去に何か家族に迷惑をかけたことがあったのでしょうか?
(「人に迷惑かけちゃだめ。」というのが日本の教育、「人に迷惑かけなさい。代わりに自分も他の人が迷惑かけるのを許しなさい。」というのがインドの教え、と聞いたことがあります。)
大人になるまでの過程で、「自分は周りの人をがっかりさせてしまった。」という失望感を大きく持ってしまったのでしょうか?
それでも、今、そう深く思い込んでいる自分に気づいたなら、その考えを持ち続けるか止めるかは、自分で選ぶことができる。
期待に応えられないこともあるかもしれないけれど、私は私として生まれたことで価値があるし、人に会いに行って喜ばれたことや、料理をして喜ばれたことや、一緒にお茶して喜ばれたこともある、何も出来ないわけではない。
何ができるんだろう?
どうしたらよいのだろう?
と先のことを考える前に、
これまでも悦ばれたことのある自分を慈しみ、悦んでくれた人や出来事に感謝する、まずはそこをしてもよいのではないでしょうか。
[何度めかの筍調理。季節の味、美味しい、感謝。]