覚悟について
1、2年前は、『覚悟』や『信念』を持っている人を見て、「すごいなぁ」「私には無理だ、そんな風にできない」と思っていました。
覚悟や信念のある人、凛としてかっこいいですよね。自分があるとも言える。芯がしっかりしていて強さがある、とも思える。
どうやったら、覚悟や信念を持てるのだろうか?
もし過去の自分にこう聞かれたとしたら、私の答えは、「自分のことを理解し、幸せに向かうと、覚悟できるようになる。」です。
抽象的ですね。(笑)
大事だと思うポイントを書いてみます。
①自分がどういう人なのか知る(分かる、理解する)
・人生をどのように生きたいのか
・何を求めているのか
・何が自分にとっての幸せなのか
・どういう状態だと心地いいのか
・どういう場所に住みたいか
・どういう人と共に過ごしたいか
・どういう仕事(活動)をしたいのか
・何が大切なのか
・何を持ちたいのか、手に入れたいのか
これらを洗い出しします。
②洗い出したものに沿って、行動します
③すると、「よし、やるぞ。」という気持ちになる場面が出てきます。
この「よし、やるぞ」が覚悟です。自分で決めて、腹をくくって、やる。「引き受けるぞ。」という感じもあります。
そこに、「すごい苦しい」という感じはないのです。大事なのは、「好き」や「幸せ」、「喜び」を求めて進む道の上にいるということです。
「間違った道を進んでいると、覚悟をしようにもできない、だって本心で望んでいないもの。」過去を振り返ると、そんな風に思います。
「覚悟をすることが無い自分はひょろひょろで何の意志もなくダサい、情けない」、そんな風に思っていましたが、その当時は自分のことを分かっておらず、自分にとって心地いい(幸せにつながる)道を進んでもいなかった。「覚悟をしなければ」と思うより、まずは自分の幸せのために自分のことを分かってあげることが大事だったのだろうと思います。
ちなみに、『明瞭にすること』も当時の苦手意識のあることの一つでした。洗い出しをするのも紙に書き出していくのですが、「なんか具体的にしたくない。」「現実的に見たくない。」そんな心理がありました。現実にすると怖いという感じです。人は変化を恐れるものですから、変わりたくなかったのかもしれません。
でも、変化を起こすことが、苦しみから抜けることだったりより幸せな人生へ移行することだよ、そこで一歩踏み出す勇気はとっても意味あることだよと今なら言ってあげたい。 最初の一歩が一番きついけど、だんだんそっちの(幸せな)道にいることが当たり前になってくるから、うねりというか大波に乗った上での小さな苦労を受けるみたいな感じになってくる。だから最初きついかもしれないけれど、恐る恐るでもいいから、少しずつでいいから、やってみな、って今だから言えそうです。(笑)
また、具体的にすることは「自分のダメさが浮き彫りになる」怖さもあると思います。でも、具体的にして、現実に行動していくことが大事です。(大事というか、行動すればそれなりの結果が出るし、しなければしないなりの結果が出るということだけども。)できないことや足りてないことがあるとしても「自分の存在そのもの」はダメなものではないと思えることも大切。言ってあげよう、「あなたはあなたのままで愛されている。」
話がそれてしまいましたが、覚悟について思うことでした。