私、日記を書きます。

心のべんきょーをしながら、好きなことして生きてます

バスに乗り遅れたことと不安への対処

いつも使っている路線のバスに乗り遅れてしまいました。2時間に1本くらいしか走っていません。

乗り遅れそうとなった時に、あぁやばい!と必死に走って間に合おうとするのを以前はやっていました。それは遅刻の夢を見た時のすごく焦る感じと似ています。何だか恐怖と隣り合わせ。

第一段階、私は追いつこうとするのをやめました。もう、距離的に無理だと判断して。
バスは行ってしまった。

そして、次の段階。
不安が襲ってきます。「どうしよう・・。」「駅の方に戻ろうか。」「結構歩くよな。」「近くで時間を潰せる所はあるか?無い。」「駅の方に行ってどこで待っていようか、駅前のカフェは朝ずっといたし。」「別路線で帰ろうか、でも雨の中結構歩かないとならない。」どぎまぎ、おどおどするのです。これは昔から、高校生でバスを使っていた頃からあったと思います。

一つ失敗してしまうと、他のことも全部失敗してしまうのではと体が反応してしまうんですね。
脳の話で言えば、旧皮質の部分が反応し、生死の危機だ!と合図を送る、それで大変なことだとパニックになるのです。

不安症も、物事への反応の癖です。習慣なので、変えることもできます。

私は、このどぎまぎする不安を認識しました。
まずは、「落ち着いて、大丈夫。全然問題ない。」と言います。脳に、生死の危機ではないと知らせるのですね。
そして自分の今(その時)の状態、気持ちを確認します。「もう帰りたい。」という気持ち。
早く帰ることが優先。とすると、別路線の次のバスに乗ることがベストだと導き出せました。

幸い、少し歩いた所の別路線のバス停にすぐ来る便があり乗ることができました。

バスを降りてから、普段使っている路線の停留所より倍以上長く歩くのですが、ここでまた少しどぎまぎがやって来ました。「うまくいかなかったらどうしよう。(慣れた道で何が?って感じですが。)」
途中で休むことを自分に許可し、大丈夫だと言い聞かせて、無事帰宅しました。

全体を通して、過剰に反応しないで淡々と対処するというのも気をつけるところです。
例えば乗り遅れた時に、「次の便に乗ったら誰かに会うんだ」とか「この便に乗っていたら実は事故が起きて、乗らなかったから私は助かるんだ」とか、乗り遅れたことが特別な何かを引き起こすことを想像してしまいがちです。
でも実際はそうではない、単に乗り遅れただけ。実際今回も帰宅の時間が遅くなっただけで、特段変わったことは起きていません。ニュートラルでいることが大切です。


日常のこのような些細なことでも、自分の習慣を気をつけて観てみると、より良い、より安心で幸せな人生に導くことができるだろうと思います。