うまくいかない原因・・完璧主義と他人軸
「まずはまともに人並みに社会生活を送りたい」という望みを持っていたのが数年前。
おかげさまで(?)、今はまともに人並みに社会生活を送れています。
すごく個人的な感覚ではあるのですが、「まともに人並みにできている」ということをどこで測れるかというと、
・車の運転が問題なくできること
・スーパーでの買い物や銀行での手続きなどが問題なくできること
・身体の管理をし普通に健康であること
例えばこういったことです。
それでは以前はどうだったかと言うと、
・車を運転するのが怖い。急にすごいスピードを出したり、どこかにぶつかりたくなってしまう。
・何が買いたいのかわからずうろうろする。銀行や郵便局などでしたいことを上手く伝えられず、行かなかったり、スムーズに手続きできなかったりする。
・スーパーやコンビニに何度も行って、買っては食べを繰り返したりする。
・そもそも外出するのが怖い。
他の例では、例えばこういうことで、自分が上手くいっていないと感じることがありました。
人生が良くなるすごいこと(例えば「超健康になる」「大きな収入を得る」といった活動)をやっているのに、ふと近くの人を見ると、
良きパートナーを見つけて結婚していたり、
習った技術を使って仕事をし始めたり、
自分で決めて自信を持って(いるように見える)生きている。
自分は良い事、すばらしい事をしている筈なのに、何も(成せて)無い。
人間関係、身体のこと、税金の支払い、日常生活、等々何かとスムーズに行かない感じがあった一つの原因は、“完璧主義”と“他人軸で生きていたこと”にあったと思います。
”他人軸”については、自分がどう生きるかということについて、
自分には何が合っていて、何が好きで、どういうところに居ると心地よくて、
何が嫌いで、何が合っていなくて、どういう人と付き合いたくなくて、
それが自身で分かっていなかったのです。
また、“完璧主義”で何か完璧に準備をして安心できないと始められない、という性質もありました。
例えば、旅行に行こうとなった時に、【周りの人に言って了承を得る→どこに行くか決める→どこに泊まるか、何を観るかきめる→予約を取る】それをきちんと経て出来上がらないと行けない。
「行ってみたいな。」「やってみたいな。」と思った時にまず、頭の中で、「そのプロセスを経てすべて成功しなければ旅行に行かれない」と思考が働いてしまうので、すごくプレッシャーがかかり怖くなって、行きたいのか行きたくないのかよく分からなくなったり、行かずに終わってしまったりする。
おそらくそういう性質のために、ヨガをやってみるまでに2,3年かかったりしています。
また完璧主義と他人軸がミックスして、自分一人では怖くて始められないのに、人に言われたらすぐノッてやってしまったりして。→結果、数年しても自分で積み重ねてきたものが何も無かったという状態に。
今でも、そういった完璧主義や他人軸で行ってしまう時はあると思います。ですが以前に比べそうすることは随分減り、楽に生きるようになっています。
なぜかと言うと、現在は、[自分が気持ちいいかどうかを意識する][一つ進んだら、よくやったと自分を労ったり認める][人が何をするかは関係ないと思っている]こういったことを分かっているからです。